創価学会のルーツから学ぶ
動画は情報量が多く、学びに友好的です。楽しく学べるので、勉強するのにハードルが低いので、勉強し始めるきっかけにもなります。今回は中田敦彦のYouTube大学「創価学会」の動画を参考に創価学会のルーツから学びを得たいと思います。
今回は中田敦彦のYouTube大学「創価学会」の動画から学べる事を3点考えてみたいと思います。
原点は抽象的な方が広がりやすい
創価学会のルーツは仏教にあります。鎌倉時代に広がった仏教の一つに日蓮宗があります。さらに、日蓮宗が日蓮宗と日蓮正宗に分派します。
創価学会は日蓮正宗の教えをベースとしています。上記のように普及している宗教というのはどんどん分派していきます。
法律で考えてもそうですが、原点となる憲法の内容が抽象的であり、抽象的であるがために議論が活発になり、色々な解釈する事が出来て色々な人にささるので、人々に普及していきます。
宗教をビジネス化・権力化すると教えと現実がずれる
創価学会初代会長牧口常三郎さんは元々校長先生を歴任されており、子供の幸福を目的とした教育者でした。1928(昭和3)年、日蓮大聖人の仏法を知り、1930(同5)年11月18日に「創価 教育学会」(創価学会の前身)を創立されました。
一方、2代目の会長戸田城聖さんは塾講師をされていて、数学の本を出版したところ本がバカ売れしたので、出版社を立ち上げました。そして、牧口常三郎さんに本を出版しないかと勧めた事がきっかけで教えが広がっていきました。
上記のように牧口常三郎さんは教育者であり、戸田城聖さんも教育者ですがビジネスマンの側面が強かったのです。戦後本が売れなくなり、宗教をビジネス化して勧誘を強め、政治進出に力を入れていきました。
教えを広げる事が主な目的になり、目的と手段が入れ替わり、だんだん教えと現実のズレが発生するようになってきます。
教えの普及には妥協が必要
3代目池田大作さんも2代目の方針をついで、勧誘強化と政治進出に力をいれていきました。創価学会の国教化を目指しましたが、反発が強く国教化は断念しました。
一神教であるユダヤ教→キリスト教→イスラム教の流れをみても、戒律をゆるめていき広く受け入れられやすくする事で普及していきます。
以上が、動画から学べる点でした。
ぜひ学びに役立ててみてください。