動画で学ぶ

動画から実際に使える要素を学ぶ

羅生門に学ぶ

動画は情報量が多く、学びに有効的です。動画の内容が面白ければ、学びのきっかけになります。

 

動画で楽しく学ぶ事が出来れば、勉強が楽しくなります。

 

今回は、中田敦彦YouTube大学「羅生門」から学びを得たいと思います。

貧困が進めば治安が悪化する(羅生門に学ぶ①)

舞台は平安時代末期、荒れ果てた平安京の正門となっています。下人をクビになった主人公は盗人になろうか迷っています。

そんな時に、門の上の老婆が女性の死体から髪を引きちぎって、カツラにして売ろうとしている現場を目撃して、決心して老婆から追いはぎします。そして、男は闇に消えていきます。

貧困が拡大すれば、治安が悪化します。現代でも貧困が進み、スラムが形成されると、麻薬が蔓延します。

自分は関係ないと思っていても、貧困の拡大は国全体のデメリットに繋がります。

無償の愛(羅生門に学ぶ②)

芥川龍之介の作品は人間の醜さと闇が表現されています。それは、幼少期の経験が影響しているのではないかと考える事が出来ます。

芥川龍之介が生後七か月で母が精神を病んでしまって、11歳の時に母親が死亡しました。つまり、無償の愛を受けた事がないのです。

芥川龍之介は貧困・多忙・女性関係といったものにどんどん追い詰められていきます。その際、キリスト教に救いを求めますが、無償の愛を信じる事が出来ず、自殺してしまいます。

無償の愛が人格形成に非常に重要である事が分ります。

期待が人を追い詰める(羅生門に学ぶ③)

「鼻」という作品が夏目漱石に絶賛され、芥川龍之介は一躍、脚光を浴びます。注目を浴びる事によって、周りから「あいつは夏目漱石に気に入られているだけだ。」とやっかみを受ける事にもなりました。

周りの期待は膨らんでいき、次々ヒット作を求められるようになります。期待される事はいい側面もありますが、人を追い詰める結果にも繋がります。

 

以上が、芥川龍之介羅生門」から学べた事でした。

 

動画で楽しく学ぶ事が出来れば、勉強が楽しくなります。

 

是非、動画を学ぶきっかけにしてみてください。