江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」「D坂の殺人事件」から学ぶ
動画は情報量が多く、学びに有効的です。動画の内容が面白ければ、学びのきっかけになります。
動画で楽しく学ぶ事が出来れば、勉強が楽しくなります。
今回は中田敦彦YouTube大学から江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」「D坂の殺人事件」から学びを得たいと思います。
やりたい事が分らない(江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」「D坂の殺人事件」から学ぶ①)
屋根裏の散歩者に出てくる郷田という男は、仕事においても趣味においても楽しいと思える事が見つからず、やりたい事が見つかりませんでした。
そんな時、明智小五郎と出会い、様々な犯罪についての話を聞くうちに、犯罪に惹かれるようになります。
そして、郷田は犯罪のまねごとをするようになっていきます。
不幸にも郷田のやりたい事が犯罪だった為、破滅に向かいますが、やりたい事が見つからないというのは、多くの人に共通する事だと思います。
郷田の例をとってもそうですが、本当はやりたい事が見つからないのではなくて、やりたい事はあるけど、環境的に厳しかったり、可能性が低かったり、周りからの反発がつよかったりする事によって、心の中で願望に蓋をしてしまっているだけなのではないかと考える事も出来ます。
一度、実現可能性はおいといて、やってみたい事を箇条書きにしてみると、自分の本当の願望に気づけるかもしれませんね。
それが犯罪だった時はごめんなさい。
人間は二面性がある(江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」「D坂の殺人事件」から学ぶ②)
郷田は下宿先の押し入れの天井板が開く事を知り、屋根裏を散歩するようになりました。
そして、犯罪に惹かれていた郷田は各部屋の覗きをするようになります。
そこで垣間見えたのが人間の二面性でした。
確かに、外で他人に振舞う自分と、部屋で一人でいる時の自分って全然違いますよね。
こういった人間の本質的な部分が描かれていきます。
人間の変態性(江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」「D坂の殺人事件」から学ぶ③)
屋根裏の散歩者では、人間の悪い事をしてみたいという隠さた欲求を描いていました。
D坂の殺人事件では、人間のサディズムとマゾヒズムという性癖を描いていました。
どちらも人間の変態性を描いています。
上記では、人間の二面性を描いていましたし、江戸川乱歩は人間の本質を見抜く天才だったのかもしれません。
以上が、江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」「D坂の殺人事件」から学べた事でした。
動画で楽しく学ぶ事が出来れば、勉強が楽しくなります。
是非、動画を学びのきっかけにしてみてください。